こんにちは！ キュアビルドムードメーカーの北川です！（笑）
今日は換気棟の施工を行いました！
屋根の現場は一棟一棟条件が違うため、どうしても既製品の換気部材では、きれいに・安全に収まらないケースがあります。
今回の屋根も、棟と棟の距離が近く、一般的な換気方法では対応が難しい状況でした。
そこで今回は、無理に既製品を使うのではなく、
屋根本体を立ち上げる加工をし、しっかりと水切りを行う方法にしています。
雨仕舞いを万全にし、これから先も長く安心して住んでいただくための、とても大事な工程です。
見えなくなる部分こそ、手を抜かない。ここは職人として譲れないところですね。
換気については、フラットベンツを使用し、横方向から空気がしっかり流れるように工夫しました。
棟の距離が十分に取れない条件でも、屋根内部に湿気がこもらないよう、
屋根がきちんと「呼吸」できることを一番に考えています。
正直、完成後の見た目では分かりにくい部分ですが、
こうしたひと手間が、屋根の耐久性や住まいの寿命を大きく左右します。
決められたやり方に無理やり当てはめるのではなく、
目の前の家にとって何が一番いいかを考える。
それが、私たちが現場で大切にしていることです。
これからも一棟一棟と真剣に向き合い、
安心と快適さをコツコツ積み重ねていきます！
