葺き替え工事と屋根カバー工法

こんにちは、Cure Build(キュアビルド)です!

座間市近郊を中心に、外壁・屋根工事などを手掛ける

外装リフォームの専門店です。

お家のことで何かお困りの事があれば、ぜひご相談下さい。


 今日は、こんなお話をさせていただきます。


◇屋根の修繕
◇葺き替え工事とカバー工法
◇屋根カバー工法のメリット
◇まとめ



 ◇屋根の修繕


 普段、景色としてご近所の屋根を見る機会はあっても、自分の家の屋根を見る機会ってなかなかないものですよね。それゆえに、屋根のダメージについても目に触れないため、気に掛けることは少ないと思います。しかしながら、この屋根に上って作業をしている職人さんの靴が、夏場はその熱さですぐボロボロになり買い替えが必要になってしまうということから、年々強くなっている紫外線は、外壁よりも実はこの屋根の方に、より大きなダメージを与えてしまっているのです。


 雨漏りや倒壊の危険性についても、外壁以上に屋根の状態は、その下に住む人に直接影響を及ぼす問題となります。つまり、屋根のリフォームについて考えることは、安全で快適な住まいづくりのために、とても大切なことなのです。



◇葺き替え工事とカバー工法

 

 屋根の修繕工事は、屋根塗装以外に、大きく分けて二つあります。

一つは、『葺き替え(ふきかえ)工事』といって、既に葺かれている屋根材を撤去し、新しいものに張り替える施工。

そしてもう一つが、今までもこのブログの外壁リフォームの説明でご紹介してきた『カバー工法』です。外壁と同じように既存の屋根材の上から金属の屋根材を重ね張りする施工ですが、屋根のカバー工法の場合、『重ね葺き』と呼ばれることもあります。 

 

 『葺き替え工事』の場合、既存の屋根材を撤去する必要があるため、まずその作業工程と時間がかかります。屋根には耐震上、乗れる人数が限られているため、屋根の材質や状態にもよりますが、解体作業に数日かかります。

 また、撤去した屋根材は産廃となり、処分の費用もかかってくるため、少人数での作業は時間がかかること、重さで単価の変わる処分費を含めると、総合的なリフォーム価格も高くなってしまう可能性もあります。また、とても古い建物でアスベストのような人体に健康被害を与えるスレート材などが使われている場合、コストだけでなくリスクという負担もかかることが想定されます。

 それでも、屋根の健康寿命を考えると、何もしなければいずれ、より大きなコストや被害をもたらす可能性が考えられるため、早め早めに処置することが先決です。




◇屋根カバー工法のメリット

 

 カバー工法は既存の屋根材を撤去する必要がないため、撤去する作業の時間分、全体の工期を短縮することができます。また、産廃費用も抑えることができるため、その分のコストも軽減されることになります。

 

 既存の屋根に重ねて金属製の板を張るということで、屋根の重量が重くなると『耐震性』を心配されることもありますが、カバー工法で使われるガルバリウム鋼板は、外側は頑丈でも、中にスポンジの様な材質のウレタンフォームが含まれているため、大変軽く、また外壁の施工同様、防火、防音、断熱の役割を担うため、より優れた能力で家を守ることができます。




◇まとめ

 

 このように屋根の修繕には塗装以外に『葺き替え』と『カバー工法』という施工ができることをお伝え致しましたが、瓦屋根にはカバー工法を行うことができなかったり、リスクとコストの面でどうしても希望通りの施工ができない場合もあります。大切なのは、その屋根の状態、広さ、使われている屋根材によって、どの施工を行うのがベストであるか、専門の職人さんとよく相談し、行うことです。何も知識がないまま、業者の言われるがまま施工を行うよりも、お住まいのお客様自身の目で確かめ、ある程度の知識を持った上で、きちんと説明を受けて決めることをオススメいたします。

 

 当社では、ドローンを用いた屋根の現地調査を無料で行っております。

『屋根について考えることは、住み心地の良い家を維持すること。』

少しでも気になった方は、ぜひお問い合わせくださいね(^^)